造園に関する「言葉」には古くからの言い伝えや、
「縁起」や「見栄え」や「実用」を兼ねた奥深い意味が
あります。また和風の庭園でよく使われる定番の石を
それぞれ簡単ですがこちらでご案内します


古い文字や梵字などはパソコンの環境では表示
できないので、省略又は「ひらがな」で対応しています

  

「 造 園 用 語 」と「石」

 

 

 



あいうえお順
青石景石

言 葉(読み)

説 明

青石(あおいし)

景石や石組み沓脱石などに使う緑泥片岩(りょくでいへんがん)で、青い色をした庭石です。や紀州石、伊予石、山波石など日本各地で多く産出されます

東屋(あずまや)

庭園の眺望や休憩を目的とする屋根のある建物のこと

雨落ち(あまおち)

建物の廻りの犬走りの外側部分、屋根や庇がなく雨がかかるので砂利や洗い出しで工夫をします

阿波石(あわいし)

徳島県の産出する青石のこと

赤ボサ石組石

言 葉(読み)

説 明

生垣(いけがき)

庭の境界や背景に使う植え込みのこと

池心式(いけこころしき)

池の中庭に神を祭る建物を造る形式のこと

池庭(いけにわ)

水を使った池のある庭園の事、池泉、林泉、園地、水閣、苑林も同じ意味で枯池と枯山水は含みません

陰陽石(いんようせき)

石組の一種で、陰と陽の石を使い子孫繁栄、夫婦和合を祈る目的の景石のこと

内路地(うちろじ)

庭を中で分けた際に茶室に近い側の茶庭のこと

園池(えんち)

池のある庭のこと

伊勢ゴロ太石縁石・組石

言 葉(読み)

説 明

かませ石

庭石を据える際に石が後々動かない様に、地中に埋めて固定する為に使う石のこと

枯山水(かれさんすい)

水を使わない石組みの庭で石庭(せきてい)と同じ意味

枯滝(かれたき)

水を使わないで滝の流れを表現する石組みのこと

寒水石(かんすいせき)

白い色が特徴の結晶質石灰岩のこと

木曽石(きそいし)

岐阜から産出される庭石で花崗岩の一種、石積みや貼り石などにつかわれます

客石(きゃくいし)

客人と主人が「主人石」と「客石」の上で挨拶する飛び石のこと

客土(きゃくど)

土質が悪い時に、新しく良い土を入れる事

喬木(きょうぼく)

背の高い樹木で高木(こうぼく)とも呼びます

切石(きりいし)

石を切って加工したもの

大井川玉石縁石・景石

言 葉(読み)

説 明

栗石(くりいし)

栗の実程の大きさの丸い石のこと

群植(ぐんしょく)

植物を単体ではなく複数植込むこと

抗火石(こうかせき)

火に強いので抗火石という名前です伊豆七島の産出の軽量の庭石のこと

護岸石組(ごがんいわぐみ)

池や露天風呂の土止めと景観を兼ねた石組みのこと

苔庭(こけにわ)

苔が庭の大部分を占めている庭。苔は大きく3種に分けられ蘚類、苔類、地衣類などあり、環境により日本各地で約4000種分布しています。

木曽石組石・縁石

言 葉(読み)

説 明

鮫川石(さめがわいし)

福島県の鮫川から産出される青石のこと

砂紋(さもん)

白砂に波紋のように模様を付け海を表現しています

沢渡り(さわわたり)

飛び石を池や川を渡るように打ったもの

三波石(さんばいし)

群馬県の三波川周辺の産出される青石の名石と呼ばれています(少し緑色がかったのが特徴)

四方仏形(しほうぶつがた)

石塔の下から三段目の部分の塔身部分に四方に彫られた仏像や梵字で仏様を示した物のこと

常緑潅木(じょうりょくかんぼく)

葉の落ちない常緑樹で背の低い樹木のこと

植裁(しょくさい)

樹木や下草などを植えること

樹種(じゅしゅ)

樹木の種類のこと

地割(じわり)

庭のおおよその配置や動線を設計する際の平面計画の意味

鳥海石 組石、積石、縁石

言 葉(読み)

説 明

剪定(せんてい)

樹木の枝を切り形を整える事

前庭(ぜんてい)

門から建物までのアプローチ部分の庭

蘚類(せんるい)

コケの分類名称でウマスギコケやホソバオキナゴケが苔庭でよく目にします

層塔(そうとう)

層が重なる形の塔で3,5,7,8,11,13と六種類あります。ご先祖の供養が主な目的で建てます。

側庭(そくてい)

主庭(しゅてい)と裏庭をつなぐ庭のこと

苔類(たいるい)

コケの分類名称でゼニコケ、コクサリゴケなど

滝岩組(たきいわくみ)

自然の滝の景色を庭に取り入れた石組みの手法です

立手水鉢(たちちょうずはち)

立ったまま手水を使う為の水を貯める器のこと

立石(たていし)

景石で縦にして据えるとバランスのとれる石のこと

地衣類(ちいるい)

コケの分類名称でハナゴケなど苔庭でよく目にします

手水鉢(ちょうずはち)

手水を使う為の水を貯める器のこと

根府川石組石、縁石、積石、飛石他

言 葉(読み)

説 明

築山(つきやま)

庭の一部を盛り土、石組みで造る人工的な山のこと

蹲踞(つくばい)

手水鉢、の他に前石、湯桶石、手燭石の役石を据え排水の流しの海を造った全体の設備のこと。「つくばって手水鉢を使う」からつくばいと呼ばれるようになりました。

坪庭(つぼにわ)

建物や塀に囲まれた広くない庭のこと

にじりぐち

巾、高さ共70CMの茶室の出入口

二段石(にだんいし)

茶室のにじり口の近くの刀掛けの前に置く、天面が階段状に二段になっている役石、踏み台に使われた石のこと

配石(はいせき)

石を配置すること

鉢明かり(はちあかり)

蹲(つくばい)の脇に据えられる灯篭のこと

平庭(ひらにわ)

池も筑山もない平坦な庭のこと

舟形石(ふながたいし)

池庭や枯山水で使われる舟の形をした石、宝舟が向きにより出船と入船を示す

踏み石(ふみいし)

沓脱石や一番石のこと

平天石(へいてんせき)

形状を表す意味で天面が平らな石のこと

富士黒石組石、縁石、積石

言 葉(読み)

説 明

宝珠(ほうじゅ)

石灯篭や石塔の笠の上にくる部分のこと

ほぞ

石の接合部分をずれない様に凹凸に加工すること

梵字(ぼんじ)

密教に言い伝えられたインドの古代のサンスクリット語

水穴(みずあな)

手水鉢の上部に水を貯める穴のこと

水分石(みずわけいし)

枯れ流れや滝の廻りで流れを二つに分ける石のこと

物見石(ものみいし)

庭を眺める時に立ち止る飛び石の名称のこと

身舎(もや)

母屋の意味で建物の中心部分のこと

役石(やくいし)

役割をもった石のこと

美濃石組石、積石、縁石

言 葉(読み)

説 明

游魚石(ゆうぎょせき)

池や枯れ池に魚が遊泳している姿を石で表現したもの

横石(よこいし)

景石で横にして据えるとバランスのとれる石のこと

夜泊石(よどまりいし)

夜の海に舟が一列に留まっている様子を池の中に石を使って表現したもの

路地(ろじ)

「坪庭を通る脇の路」の意味と「茶室に隣接した庭」の事

矮性(わいせい)

丈の伸びない性質のこと

渡と景(わたりとけい)

造園の際に「移動」と「眺め」の重要視する比率で「渡六分に景四分」や「渡四分に景六分」など表現します

蕨手(わらびて)

灯篭の笠の部分の巻き雲のように加工した部分のこと

六方石縁石、景石