根府川石
野面積み
木曽石
打込ハギ積み
小松石
間知積み

 

 

 

 

石垣と積み石

 山岳地帯の多い日本の地域事情は勾配の付いた傾斜地が多く、平らになるまで切り土したり、盛り土したりして地面を平らに造成して、田畑や宅地として利用していますが、そのままでは雨風で土砂が低い方へ流れ落ち、やがて元の傾斜地に戻ってしまいます。そこで「擁壁」を造作して土砂の流出を防ぎ、上の土地も下の土地も安全に有効に利用が出来るのです。

 

間知石の断面構造

 「土砂崩れ」を防ぐには、75°の角度で石を積みあげます。高い所の土砂が45度の角度で崩れる力の「土圧」に対して、「石」自体の重さ「重力」で、対抗する事でバランスを保っています。石積の重さを支える裏側や下側には、モルタル、栗石や採石などを用いています。雨や地下水で土や砂の流出を防ぐように排水なども考慮されています。
  石積みは自然の風合いを同時に楽しめ、ブロック積みやコンクリートの擁壁にはないぬくもりも感じる事が出来ます。また、環境にもやさしい手法なのです。
  

 

鳥海石

赤ボサ石

野面積み

鬼積み
緩い曲線を描き角を造らないように石積みするのと、上下左右、
隣合わせの石6個と組み合わせて支えて崩落を防いでいます。
角を造る場合には約石で対応します。

 300年以上も前に建造された城壁などを見ても、経年変化により石の表面に苔が生えて、時が過ぎ、古くなる程、「迫力」〜「重厚感」〜「風格」が増して楽しめます。

  

六方石
石垣

HT15
洋風石積


 布積み・・・水平方向の目地を揃えた積み方
 

小松石
間知積み

白御影石
間知積み


山石風石積〜野面積み〜打込ハギ〜切込みハギ〜間地石
の順で垂直に近く積み上げる事が出来ます。

 

 

錆御影石貼り
割れ肌

グラデーストンの小端積み

山石風石積み
石を隙間を空けて積み、土を入れ植栽をする事で
自然な風合いを楽しむ石積などがあります

鳥海石の
山石風石積み

崩れ積み

うちこみはぎ
打 込 ハ ギ

 

美濃石

根府川石

のづらつみ
野 面 積

崩れ積み
 
 大きい石と石の隙間に見える小石は友飼石(トモガイイシ)と言い耐震構造の目的で使われています。小さな地震・・・小さい石だけが揺れます〜やや大きめの地震・・・中位の石が揺れますが小さい石で止めます。大きい地震では・・・大きい石の揺れを中位の石で揺れを止めて崩壊を防いでいます

耐震の目的で石の大きさをそれぞれ変えています

 穴太積み

崩れ積み

 

 傾斜のない平らな土地でも意図的に石積みして、庭園や宅地の一部又は全体を盛り土して、目線を高くすることで隣接する家屋や敷地の境界である塀を隠し、植栽する事で遠景の山々と庭の一体感による広々した空間を楽しむ目的です。外部からの侵入や視線を防ぐ目的もあります。高く石を積みあげる事で塀を兼ねています。京都の仁和寺などの主庭は隣地の借景と背景の山々が見事に調和する日本庭園が設計されています。

イングリッシュガーデンでも
おなじみの石

小松石小端積み

小松石小端積み