水琴窟(すいきんくつ)とは、「手水鉢」(ちょうずばち)からあふれた水が水滴となって落ちていく際に共鳴音を響かせる仕掛けです。
  江戸時代から始まった水琴窟は、自然浸透の排水枡の発展型で庭で使った水を排水する際に、はじく音を楽しむ為の手法で、洞窟の中で水溜りに地下水の雫が落ちる時の音は、「ピョン!ピン!ポン!ピン」となり、何処にいても聴ける音ですが、「水琴窟」の音はひと味違い、涼しげで、やさしい音です。
 

  

  「風鈴の音色に似た金属音に近い余韻の残る音」です。実際に聞いて見ると、それは「シャキーン…シャリーン…」と、一度聞いたら忘れないくらい綺麗な心地の良い音色なのです。

水 琴 窟 と

水 鉢

昔ながらの
水琴窟の断面構造

 から  の名称
a: 水 b: 手水鉢
c: 役石 d: 海部分
e: 塩ビ管 (網入り)
f: しゅろ縄
g: 排水溝 h: 瓶
i: 栗石 j: 排水桝等
k: 水溜り l: 排水管
m: モルタル
n: ブロック
o: 空間 p: 砂
q: 栗石 r: 地中

この形状はkの部分に土が溜まり音が出なくなりますので、メンテナンス出来る様に工夫が必要です

 


手水鉢は茶室に入る際に
「手」や「口」を清める時や
獅子威しなどの水受けに
使われてきました。
水道のある現代のお庭では
ガーデンシンクや枯山水の
添景物などでも活躍しております。
 

水をイメージするアイテムの
水鉢は清々しさ、爽快感など
「心」を清める
庭の装飾品としての存在です。

 

新品は(下)のようなお品ですが
外部で水をはって数年経ちますと
錆色が出て、苔も生えてきて、
段々渋い色に変化してきます

100年以上経過した手水鉢(右)

(左)水鉢各種

  夏目形  鉄鉢形  露結形

     梅形  井筒形  

  袈裟形

     銀閣寺形  杯鉢形

  竜安寺形

月見水鉢(右)各種

左上…原石形 月見鉢
左下…長方形 月見鉢
右上と右下
見立て物…月見手水鉢
宝塔笠部品
と灯篭竿部品を
流用しています

蹲踞の基本配置について
a から f の名称

a: 湧き水等の注水口
筧(かけひ)と言います
b: 水を貯める為の手水鉢
c: 暗くなった時にランプを置く
為の手燭石(てしょくいし)
d: 水鉢から溢れた水を排水
する海(1段低くなっています)
e: 前石(手を洗う時に乗る石)
f: 湯樋石(ゆとういし)
お湯で手を洗う為に湯桶を
置く時に使う石

実際の設置例

織部灯篭
木曽石の景石
天然石の水鉢
飛び石
(錆御影石)
枯れ流れの縁石
(鳥海石)

その他特注品
扱っております
年月日、○○記念、お名前など
字彫り致します。


龍の守護神の水鉢

    

設置例